むし歯予防に効果的 高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使いましょう|北千住の歯科、歯医者

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むし歯予防に効果的 高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使いましょう

2017年の夏ごろから、ドラックストアに並ぶ歯磨き粉のラインナップが少し変わっていることにお気づきですか?日本ではこれまで歯磨き粉に含まれるフッ素配合濃度の上限は「1000 ppm」までと定められていました。

しかし、2017年に厚生労働省は医薬部外品として国際基準の濃度の歯磨き粉を承認したため、現在「1500 ppm」を上限とした新商品が展開されるようになっています。むし歯予防に良い影響があると期待されているフッ素(フッ化物)。いったいどのような効果があるのでしょうか。

 

むし歯予防なら、フッ素配合濃度が1500 ppmの歯磨き粉を

 

ようやく日本でも普及しつつある高濃度フッ素の薬用歯磨き粉ですが、欧州ではすでに一般的なものとなっています。歯のケアへの意識が非常に高い欧州では、いち早く高濃度のフッ素配合歯磨き粉が市販されていて、日本もそれにならった形です。また、メルボルン(=オーストラリア)では水道水にフッ素を混ぜたところ、子どものむし歯が減少したという報告もあります。このように、フッ素はむし歯の予防に非常に効果的だという認識は世界中に広まっています。

 

フッ素には、歯垢の細菌の活動を抑えて酸が作られるのを抑制する、歯の質を強くするなど、歯にむし歯ができてしまうことを防ぐ作用があります。さらにフッ素には、歯にできた初期むし歯(むし歯になる一歩手前)の穴をふさぎ、健康な状態に戻す再石灰化作用をサポートする働きがあることも知られています。このような働きから、フッ素はむし歯を防ぐ予防歯科の分野で非常に注目されているのです。

 

その高濃度フッ素配合の歯磨き粉が、この度全国のドラッグストアでも購入できるようになりました。むし歯になりやすいと感じているのなら、一度は高濃度フッ素の歯磨き粉を手にとってみることをお勧めしています。むし歯は就寝中、唾液が減る時間帯に進行するリスクが高いので、毎日の歯みがき習慣に加えて夜寝る前にも高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使って歯を磨き、成分が歯の表面に残るように軽くすすぐようにするといいでしょう。その一方で、6歳未満の子どもへの使用は控えるべきだとされているため、小さな子どもの手の届かないところに保管するように気をつけてください。

 

歯医者さんでも大きな成果を挙げているフッ素を使った予防歯科

 

フッ素の塗布を含めたケアは、歯医者で行う予防歯科の治療でも一般的なものになっています。厚生労働省の歯に関する健康調査では、昭和44年にフッ化物を歯に塗布する治療を受けたことがあるという人はわずか6.0 %。それが平成28年には62.5 %にまで増加し、非常に多くの人が歯医者さんで専門的な歯のケアを受けるようになったことがわかります。

 

これと連動するように、高齢になっても歯の健康状態を保っている方が非常に増えてきました。80歳の時に20本以上の自分の歯を保っている人の割合は、平成5年の11.7 %から平成28年の51.2 %へと4倍以上も増加しています。もちろん、他の世代でもむし歯の数が減少するなど軒並み改善しています。

(参照:平成28年歯科疾患実態調査http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-28.html)

 

自分の歯をできるだけ多く保つことは、食事をおいしく食べることの基本です。それだけではなく、残っている歯の数が滑舌や姿勢、さらには認知機能にも大きな影響を与えてしまうことが最近明らかになってきました。若いうちからの定期的な歯のケアは生活の質を維持する上でますます重要視されるようになっています。そこで、ぜひ受診して欲しいのがPMTCを行う予防歯科です。

 

歯医者さんによる専門的な歯のケア「PMTC」を受診しましょう

 

専門的な歯のケアを歯医者さんが行う治療がPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)というものです。

ほとんどの人は1日2回以上の歯みがきを習慣にしているようですが、実はこれだけでは気がつかないまま磨き残しがあるケースも多く、大人のむし歯や歯周病の大きな要因の一つとなっています。とくに歯と歯の間や、歯と歯肉の間の部分など、むし歯になりやすいところに限って歯ブラシの毛先は届きにくくなっています。このような部分も含めて歯医者さんや衛生士さんのような専門家が丁寧に清掃し、さらに市販の歯磨き粉よりも高い濃度の薬剤を使ったフッ素塗布まで行うのがPMTCです。磨き残しをなくすという目的のほか、むし歯や歯周病の早期発見にもつながるので、自分の歯を守る上で非常に大きな意義があります。実際に定期的にPMTCを受けている人では歯を失うリスクが低いという調査結果も報告されています。

 

厚生労働省は、健康寿命を延ばすために80歳で20本以上の自分の歯を維持する8020運動を進めてきました。歯を守ることはそのまま健康で元気な生活を守ることにもつながります。ウルタ歯科医院では、より多くの人に歯を大切にしてもらいたいので子どもから大人まで幅広い年代の方を対象とした予防歯科に力を入れています。ぜひ、あなたも自分の歯でものが噛める状態を一生涯維持できるように、歯医者さんでの定期的なチェックを心がけましょう。

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