入れ歯(義歯)

歯を失ってしまったら

大切な自分の歯を失ってしまったら、入れ歯・ブリッジ・インプラントなど、人工的な物で補わなければいけません。特に入れ歯は、身体に対して優しい方法であり、当院では義歯を安定させる為に特殊な方法で型採りなどを行っています。
また、様々な義歯のお悩みに対して、それぞれに合った義歯をお選びいただける様に、数種類ご用意しております。作製も、義歯専門の技工士が行いますので、より精密な物が作製可能です。

保険治療の入れ歯

プラスチックの入れ歯

入れ歯の厚みが気持ち悪くて我慢できないという方

保険でできる、プラスチックで作られた入れ歯です。安価で作製でき、修理も簡単に行えます。しかし、厚みがある程度必要なため、違和感を覚えることが多く、プラスチックでできているため強度に難があります。

自費診療の入れ歯

  • コンフォート入れ歯

    硬いものを食べると痛みを感じる方

    入れ歯と歯ぐきの間に食べかすが入って不快感を感じる方

    入れ歯は「かたい」のが当たり前だと思っていませんか?歯ぐきにあたる部分に硬い入れ歯を長期間使っていると、歯ぐきが痩せ細っていくことがあります。歯ぐきが痩せると、ますます入れ歯が合わなくなり、悪循環です。そういった方には、コンフォートをお勧めします。

  • コンフォート入れ歯のメリット

    • Point.01

      痛みがほとんどない

      入れ歯の裏面が生体用シリコーンというクッション材で覆われているため、歯ぐきにかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みをやわらげ、歯ぐきを保護します。

    • Point.02

      高いフィット感

      適度な弾力が吸盤のような密閉性を生み出し、噛むときに発生するアゴの横の動きにも抜群の吸着力を実現します。

    • Point.03

      総入れ歯も部分入れ歯も対応

      コンフォートは、総入れ歯でも部分入れ歯でも使用できます。また、現在使用している入れ歯をコンフォートに加工することも可能です(入れ歯の状態によっては作り直す必要があります)。

    治療期間/通院回数 1ヶ月半~3ヶ月/6回程度
    料金 110,000円~550,000円程度
    注意点 作製の工程が多く、完成するまでに時間を要します。また、万が一の破損の修理なども同様に、時間がかかります。
  • 金属の入れ歯

    入れ歯の厚みが気持ち悪くて我慢できないという方

    食事を楽しみたい方

    金属の入れ歯は、金属の種類によっても異なりますが、比較的薄く丈夫に作られていますので、しゃべる時や食事の際の違和感が少なく、特に食べ物の温度(温かさ・冷たさ)をそのまま感じながら、味わって食べることができます。

  • チタン床義歯

    軽くて薄く顎になじみやすいので、違和感が少ない素材です。薄い分舌が動かしやすく、また金属により熱が伝わるので、温度を感じることができ、食事を楽しむことができます。チタンは金属ですが人工関節にも使われている素材で、金属アレルギーの原因となる有害物質は含まれていません。

    治療期間/通院回数 1ヶ月半~3ヶ月/6回程度
    料金 385,000円~495,000円程度
    注意点 使用するのが柔らかい素材の金属のため、たわみが出て破損に繋がることがあります。
  • コバルトクロム義歯

    金属床義歯の中では比較的安価でご利用いただけます。チタンと同じように薄く、温度を感じることができるので、食事を楽しむことができます。

    • プラスチックの入れ歯

    • 金属の入れ歯

    • 厚さの比較

    治療期間/通院回数 1ヶ月半~3ヶ月/6回程度
    料金 308,000円~330,000円程度
    注意点 硬い素材のため微調整が難しいです。また、他の貴金属・チタンなどと比較して、金属アレルギーを起こしやすいです。
  • バネのない入れ歯
    「ノンスクラプデンチャー」

    入れ歯をしていることを気づかれたくない方

    入れ歯の厚みが気持ち悪くて我慢できない方

    金属製のバネを使用しない部分入れ歯のことを、ノンスクラプデンチャーと言います。歯に掛ける金属のバネを使用しないので、見た目には入れ歯を装着しているのがほとんど分からないのが大きな特徴です。また、柔らかい素材でできているので、大きく曲げても割れることがありません。薄いため、装着した時の違和感も軽減されます。金属をほとんど使っていないので、金属アレルギーの方でも安心してご利用いただけます。

    治療期間/通院回数 1ヶ月半~3ヶ月/6回程度
    料金 88,000円~550,000円程度
    注意点 部分入れ歯のみの対応であるということと、歯の状態によっては適応できない場合があるということがデメリットになります。
    ※欠損の状態によっては、見えない場所に金属を使用した方が良い場合があります。