TOPICS審美歯科
「セラミックの歯」は何で良いの?
白い被せものであるセラミック(陶材)とプラスチックはどちらが良いのでしょう?
それでは比較してみましょう
○セラミック
(100%セラミックを使用したオールセラミックスや最も丈夫なジルコニア、金属にセラミックを焼き付けたメタルセラミックスなどがあります)
長所
自然で透明感のある白色を表現出来る
殆ど変色しない
摩耗に強い
清潔感が高く、表面にプラーク(歯垢)が付きにくい
オールセラミックスであれば、金属アレルギーの心配がない
オールセラミックスであれば、金属による歯茎の黒変がおこらない
短所
保険内治療では出来ない(高価)
極度に強い衝撃を与えると割れる事がある
○プラスチック
(金属にプラスチックを貼り付けたもの)
長所
保険内で治療出来る(安価)
短所
数か月~数年で黄色く変色する
柔らかい為、歯磨きで摩耗してしまう
表面にプラーク(歯垢)が付きやすく歯周病になりやすい
金銀パラジウム合金に貼り付ける為、金属アレルギーになる心配がある
○ハイブリッドセラミックス
(セラミックとプラスチックを混ぜたもの)
長所
プラスチックよりは、変色しにくく、耐久性がある
プラスチックよりは、自然に近く清潔感がある
オールセラミックス、メタルセラミックスより安価で出来る
短所
オールセラミックス、メタルセラミックスよりも多少の変色があり、耐久性が低い
以上のように、材質的にはセラミックは自然で劣化が少なく優れていると思われます。
しかし、保険治療では出来ないのが現実です。
もしお悩みでしたら、お気軽にご相談してください。
ウルタ歯科医院 潤田 眞