TOPICS歯周病
貴方の歯茎は歯周病かも?
こんな事思いあたりませんか?
□朝起きた時、口の中が粘ついたり妙な味がする
□歯を磨いた時、歯茎から出血する事がある
□歯茎が赤く腫れたり痛む事があり、血や膿が出る
□冷たい水を飲むと虫歯もないのにしみて痛い
□口臭があり、親しい人から口が臭いと言われた事がある
□歯と歯の間に食べ物がよくつまる
□鏡を見ると、歯が長くなったように感じる
□歯がぐらぐらと動く感じがする
これらの症状がある方は歯周病かもしれません。
歯周病とは、歯を支える組織に炎症が起こる病気です。
まず、歯周病の原因菌を含むプラーク(細菌の塊)が歯の周りに付着することで歯肉に炎症(出血、腫れ、膿みが出る)が起こります。
その時点で適切なクリーニング、ブラッシングによりプラークを除去する事で改善されます。
ですが、放っておくとさらに進行して歯槽骨(歯を支えている骨)が細菌に感染して、炎症と骨の破壊が起こります。
最終的には、歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。
歯を失う原因で一番多いのは、虫歯ではなく実は歯周病なのです。
また、歯周病菌が全身の様々な疾患(心臓病、肺炎、糖尿病など)の原因に影響を与えています。
糖尿病患者は歯周病になりやすく、歯周病が進行すると糖尿病が悪化するとも言われています。
歯周病は生活習慣病の一つと言えるでしょう。
歯周病を進行させない為には、以下が重要です。
①定期的な検査
②毎日のセルフケア(歯磨き、生活習慣の改善)
③歯科医院で受けるプロフェッショナルケア(歯石の除去、クリーニング、ブラッシングの見直しなど)
*歯石とは歯垢が固まった状態で、自分でのブラッシングで取る事は難しいです。
歯周病はプラーク(歯垢)がたまることで始まります。
症状が出てからではなく、普段から気をつけている習慣が必要なのです。